日本三大薬湯はどこ?

by 日本の薬湯 0

日本三大薬湯はどこ?

薬湯 と は、漢方などがベースの薬剤や生薬を入れた風呂や、療養泉としての効果が認められた風呂のことをまとめて称したもので、くすり湯とも呼ばれ昔から民間的な自然治癒法のひとつとして親しまれています。薬湯温泉の効果は血行促進、神経痛、各臓器の機能の向上など多岐にわたります。湯治目的で薬湯を利用する人が多いですが、美肌やリラックス効果も高く輝くような生き生きとした状態であるウェルネスへと導いてくれるので、病的な症状はなくても、疲れを癒したい美しくなりたいという人にも最適です。

そこでここでは、ぜひ行っておきたい日本三大薬湯を紹介します。

まずは兵庫県の有馬温泉があります。豊人秀吉が愛したといわれる赤茶色の金泉が有名で、海水よりもはるかに塩分濃度が高く、鉄分を多く含んでいる泉質が特徴です。身体を芯から温めて湯冷めしにくく、主に神経痛や頭痛の改善、慢性婦人病や高血圧の緩和などの効能があるといわれています。周辺には多くの宿がありますが、大阪や神戸からアクセスしやすいため日帰りでも気軽に楽しめるのでおすすめ温泉です。

次に新潟県にある松之山温泉があります。メタホウ酸と言われるけがややけど後の肌のダメージを回復させる効果が高い成分が豊富で、その他にも関節や筋肉の痛みの緩和、慢性消化器病の治療、健康増進など効能は枚挙にいとまがなく、病後の回復期に入浴するとよいとして医師がすすめることもあるほどです。濃厚で体への浸透圧も高いので、短期間でも効果の実感が得やすいという特長もあります。

日本の三大名湯として圧倒的な人気と知名度を誇り、恋の病以外なら何でも治せると誉れ高い群馬県の草津温泉も、日本三大薬湯のひとつです。硫黄が豊富に含まれているので独特の香りがして酸性度の高く、湯あたりがぬるっとしていて、浸かれば10分ほどで皮膚の表面が除菌されるほどクレンジング効果も高いのが特徴です。神経痛、火傷、五十肩から、糖尿病や高血圧症にも効くとされ多くの湯治客や観光客から愛されています。常に湯気を立てている湯畑を見てもわかるように、草津の湯は比較的高温なので、熱いお湯への入浴が苦手だという人やお子さんは桶ですくって少し冷まして体にかけるだけでも効能を得ることができます。

健康や美容に有効な成分が豊富に含まれているとはいえ、欲張りすぎるのは禁物。長時間の過剰な入浴は避けるのが無難で、1日3回くらいの入浴が一番効果的で理想的です。